VR(ヴァーチャル・リアリティ)という言葉がとても注目されている昨今。
最近ではPSVRが予約開始直後に完売したり、アダルトVRのイベントが盛り上がったりと業界全体が盛り上がっている感じがします。
そんなVRを一般ユーザーでもゲーセン感覚で体験できる「VR ZONE Project i Can」に行ってきました。
プロモーションビデオが衝撃的で、結構ビビってましたが、終わってみるとすごく有意義な時間が過ごせたと思うので、レポートします。
「さあ、取り乱せ。」【VR ZONE Project i Can】 プロモーションムービー
取り乱してきた
これまでに2回行ってきたのですが、一回目は5月の下旬。
予約制で、一ヶ月先の予約しか取れない状況。(一ヶ月後の予約枠が毎日開放される)
完全入れ替わり制で、予約時間の少し前に行ったらすでにたくさんの人が待機中。
プレイできるのは6種類のアトラクション。
会場に行くまであまり予備知識がなかったのですが、プレイできるのは下記。
- 高所恐怖SHOW
- アーガイルシフト
- 脱出病棟Ω(オメガ)
- トレインマイスター
- リアルドライブ
- スキーロデオ
「高所恐怖SHOW」と「アーガイルシフト」ができればいいかなと思ってました。
事前の準備が必要
入場前に、アトラクションをプレイするのに必要なプリペイドカードを購入したり、そのカードにポイントをチャージしたりしなくてはいけないので、早めに行ったほうがいいということを学ぶ。
開場するとすぐに「高所恐怖SHOW」に行列ができる
おそらくは目玉コンテンツであろう「高所恐怖SHOW」に行列ができる。
一人7分がプレイ時間なので、乗り遅れるとすごく並ぶ羽目になる。
一応お目当てのコンテンツだったので、僕は30分以上並んでしまった。
悲鳴が聞こえ始める
高所恐怖SHOWの順番を若干ビビりながら待っていると突然悲鳴が聞こえてくる。
そう。「脱出病棟Ω」から。
会場の雰囲気は結構スタイリッシュで、店員さんの対応もすごくいい。
ちゃんとブランディングしてある洗練されたゲーセンて感じ。
そこに突然の悲鳴。
次々に聞こえてくる悲鳴。
女性の声も男性の声も。
いきなり響き渡る悲鳴に毎回ビクってしてました。
高所恐怖SHOWを体験
やっと自分の番が回ってきた。
VRゴーグル、マーカーがついたスリッパ、マーカーがついたグローブ、ヘッドホンを装着していざVRの世界へ。
振り向くと突然目前にエレベーターが現れ、誘導されるがままにエレベーターに乗り込む。
するとエレベーターは地上200Fへ到達。
エレベーターのドアが開くと、いきなり外の景色。鳥が飛んでいる。
そこには一本の板が飛び出していて、その先には子猫が!
(このあたりは動画見てもらった方がわかりやすいと思う。)
360度頭を動かせばまるでそこにいるかのようなVR体験。
板に細工がしてあって、左右にガクガク揺れる。
なんとか子猫を無事に救出できたけど、これ、画質がもっと上がったらほんとにヤバイと思った。
僕は子猫(ゴーグルをつけてると猫に見えるけど、マーカーがついてる黒い物体)をキャッチしたあと、振り向いて戻れたんですが、
他の人のを見てると結構おもしろくて、そのまま後ずさりする感じでしか戻れない人や、そもそも全然進めない人とかいて、こっちにまで恐怖が伝わってきました。
ただ、終わったあとしばらく足がピクピク震えてました。めちゃめちゃ力が入ってたんだと思います。
アーガイルシフトを体験
ロボット系のアニメが好きな僕としてはやらないわけにはいかないアーガイルシフト。
これはゲーセンて感じ。
ゲーム性はそんなに高くなかったけど、
この状況がやばいでしょ。
コックピットの中にこの子いるからね。これぞVR。VR最高。
内容は予告編というか体験版というか、途中で終わっちゃう感じ。
でもこれは今後に期待できる!
戦慄迷宮Ωを体験
全然やりたくなかったけど滑り込みで参加。
制限時間もギリギリで、最後の3人組(知らない人)に無理やり入れてもらった。
4人で協力プレイをする内容なのでちょうどよかったと思ってるけど、お邪魔してすみませんでした。
他のアトラクションをやってる時にずっと悲鳴が聞こえてたのでとても怖かったのですが、やはり怖かったです。
内容としては病棟の中を車いすで進んでいき、一緒の空間にいるプレイヤーと協力して病棟から脱出するゲーム。
終始絶叫しっぱなし。
プレイヤーの名前が表示されるだけど、その名前(知らない人)を叫びまくってた。
途中の関門をクリアできなくて殺されてしまいました。
スキーロデオが一番没入感があったかも
二回目に行った時にスキーロデオをプレイしました。
正直なめてた。
車と電車とスキーは別にVRじゃなくていいんじゃないかと。
ゲーセンと一緒でしょ。
と高をくくっていたのですが、一番怖かったかも。
まず、係の人のレクチャーの時点で違和感を感じて
「制限時間内にゴールできなくなるのでブレーキはあまり使わない方がいい」とか。
「途中でリタイアする場合はしゃがんでください。リタイアの状態を事前に確認したいのでしゃがんでみてください。」とか。
リタイアの練習をさせられるという。
画面上にコースのナビゲーション表示はなく、とにかく勘を頼りに下って行くしかない。
画面の傾斜を再現するべくスキー板の装置は斜めに動くし、エッジを立てた時の感覚もリアルだし、風は吹いてくるし。
ジャンプする場面では本当に浮遊感を感じた。
2回くらいリトライ(一度は木にぶつかり、もう一度は谷に落ちた)したあと、なんとかゴールに辿りつけたのですが、後からスタッフの人に聞いたら「初見でクリアできる人は少ないです。」とのこと。
確かに難易度は高めでした。
スキーロデオは一番没入感があるコンテンツでした。
男としての率直な感想
未来感のあるVR体験は楽しい。
そして思ったのが「これはデート向けだ」ということ。
今までにない新しいアクティビティで、ゲーセンより立派。
ハラハラドキドキ体験を共有できるという点で、会話も弾むし。
お台場でやってるから終わった後ショッピングとか散歩とかできるしね。
デートの行き先に悩んでいる人がいたら是非。
7/15から新しいアクティビティがスタート!
謎のカウントダウンの正体はこれでした。
- 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎
- マックスボルテージ
三回目も行かなきゃなー。
VR ZONE Project i Can in お台場ダイバーシティ